1~8月のFDIは233億6000万ドル 日本は第2位

1~8月の8カ月間の海外直接投資金(FDI)は、前年同期比45.1%増となる233億6000万ドルだった。国別でみると、日本は第2位。計画投資省の海外投資局(FIA)がこのほど発表した。

海外投資局によると、海外からのベトナム株への投資増加などとともに、FDIの新規投資案件も、既存案件への資追投資も、ともに大きく伸びた。

新規投資案件の登録資本は総額134億5000万ドルで、前年同期比37.4%増。既存のプロジェクトなどへの追加投資は64億ドル(前年同期比40.2%増)だった。ベトナム株への投資金額は35億ドルで、前年比101.3%増だった。

分野別にみると、1~8月のFDIは幅広い分野にまたがっていたのが特徴で、21分野のうち18分野で投資が行われた。このうちもっとも規模が大きかったのは、生産・製造の分野だった。金額は116億9000万ドルで、8カ月間に行われたFDIの約50%を占めた。

国や地域別にみると、韓国からの投資がもっとも多かった。全体の26%に当たる60億2258万ドルでトップを維持した。日本は、タインホア省のギソン火力発電所への投資などで第2位となった。日本の投資額は、57億4284万ドル(約6300億円)だった。