ベトナム航空 関西空港とダナン市を結ぶ新規直行便運航

ベトナム航空は10月末から、ベトナム南中部沿岸地方のリゾート地、ダナン市と、大阪の関西国際空港を結ぶ直行便の運航を開始した。同路線は毎日就航するとあって、観光やビジネスの活性化に期待が高まっている。

ダナン発関空行きのVN336便は、エアバスのA321型機を使用。ダナン市を毎日、現地時間の午前0時20分に出発し、大阪の関西国際空港に同午前7時に到着する。関空発のVN337便は、午前9時30分発、ダナン午後12時05分着となる。

飛行時間は、約4時間30分。10月末に運行した初フライトの乗客は、就航を祝って、飛行機の入り口などで特別な歓迎を受けた。

直行便の新路線ができたことで、両国の友好関係の発展や、旅行客らの利便性向上などに貢献することが期待される。ダナン市の観光情報によると、2017年の同市への日本人観光客数は、2011年と比べると18倍に膨らんでおり、さらに伸びが見込まれるという。

ベトナム航空は従来から、両国を結ぶ主要航空会社だったが、今回のダナン―関空戦の就航で、利用客の選択肢が増えた。同社が運行する日本への航空路線は計11路線となった。