ハノイの冬の風物詩、ドジョウのお好み焼き

ベトナムでは年末を中心に、冬がドジョウのシーズンです。ふだんはあまり見ませんが、この時期は市場でたくさん売られています。今日は、ドジョウのお好み焼き、チャー・ルオイ(Chả rươi)という料理をご紹介します。(VNLハノイ)

この「ドジョウのお好み焼き」は、ハノイにしかない食べ物です。一回食べるときっと忘れられないと思います。

 

これが、ドジョウです。まだ生きています。このドジョウはいつでも食べられるわけではありません。冬の間だけ出回ります。材料を買って帰って家で作る人が多い家庭料理です。
ドジョウは新鮮でなくてはいけないので、市場で買うときは、必ず生きていることを確認してくださいね。

材料:
生きたドジョウ、ミカンの皮、ショウガの葉、ネギ、卵

作り方:
1 ドジョウを大きなボウルに入れる。
2 ネギ、ショウガの葉っぱ、みかんの皮を細かく切る。
3 調味料(塩)と卵、ドジョウを入れてよく混ぜる。
4 油を引いたフライパンに入れ、広げて焼く。

   

しょうがの葉っぱやミカンの皮を刻んだもの=左=にドジョウや卵を加えて混ぜる

出来上がりは、こんな風です。美味しそうでしょう。

 

ドジョウのお好み焼きは、青いパパイヤとニンジンから作ったおだしにつけて食べます。

 

最高に美味しいです。作り方もとても簡単。

この時期、ハノイを訪れるなら、ぜひハノイ旧市街のあたりでこの料理を試してくださいね。