オンライン・ビジネスを始めようとする若者を支援しようと、フェイスブックはこのほどベトナム・インターネット協会(VIA)と協力して、オンライン・トレーニングコース「インスタグラム・アカデミー」をスタートした。

トレーニングコースでは、インスタグラムのデザインコンサルティングによる無料カリキュラムを用意。起業家になる夢を持つ18~35歳の200人の野心的な若者を対象に、さまざまなツールや知識や技術、信用力、忍耐力を身につけてもらう。

インスタグラムは、フェイスブックが運営するSNSの一つ。写真やビデオ共有としてのプラットフォームというだけでなく今や、ビジネスのポピュラーなチャンネルとなっている。同社によると、世界2500万社に影響力があり、90%以上のユーザーが、プラットフォーム上の1社をフォロー。また、ユーザーのうち、ミレニアル世代（1980~1995年生まれ）とZ世代（1996~2015年）にあたる18~38歳の10人中9人近くが積極的なアクションを起こしているという。

VIAのブ・チェ・ビン副会長は、「インスタグラム・アカデミーがベトナムの“デジタル経済”の発展に寄与することを期待している。プログラムを通して、われわれがデジタル・トランスフォーメーションに幅広く貢献できること、そしてインスタグラムのプラットフォームを通して企業と個人事業主がビジネスの機会を得ることを期待している」とコメントした。